投稿者:ねむねむ(詩) (2003年06月07日 (土) 10時59分)

雪の降る街
枯れ木は短命の白い花を咲かせ
町は白く染まっていく
気配は永い眠りへと変わり
静けさがあたりを支配する
そこにあったものは姿を消す
そこに最初から何も無かったかのように
この雪の一時を知るとき
人は静寂の美を知ることになるだろう

投稿者:ねむねむ(詩) (2003年06月25日 (水) 16時53分)

そっと目を閉じる
闇が広がる
何も見えない
そこには穏やかな空間
そこには安らぎがある
目を閉じている限り
そこには自分しかいない
でもそこは虚ろな世界
一時の逃げ場でしかない
目を開ける
見慣れた空間が広がる
現実を思い出す
目から涙が溢れる
君はもういない

偽りの僕 (その他) (2003年07月05日 (土) 20時06分)

目の前に君がいる
もう会うことはないだろう
そう思っていたのに
変わってないねという君
でもそれは違う
君が知っている僕は偽りの僕
君と会っていた時に偽りの僕は生まれた
それに気づいたのは君がいなくなった時
偽りの僕から開放された時
やっと忘れかけていた偽りの姿
でもそれはまた僕を覆い隠す
君の笑顔と共に
でもこれからも
僕は偽りの姿でいるだろう
君の笑顔が見れるから
キミノエガオガミレルカラ

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